こんばんは!
ORIKAGO story、『料理vlog/ミントにつられて』のすうです。
今回は『ピーナッツゆべし』を作る様子をアップロードいたしました。
動画をご覧の上でお読みいただくとわかりやすいかと思いますので、未視聴の方はよろしければこちらよりご覧ください。
和菓子月間第二弾!『ゆべし』を作りました!
前回のブログで申し上げた『すうの好きな和菓子トップ3』のひとつで、めちゃくちゃ楽しみにしてました😊
ところで皆様ゆべしってご存知ですか?
結構地味めな和菓子なので知らない方も多いのかな、と思っています…美味しいのに…。
ゆべしは、餅とも団子とも言い難いもっちりねっとりした食感で、みたらし団子のタレのような甘い醤油ベースの味がするお菓子です✨
言葉で説明するのが難しいので食べてみてほしい…。
ともあれそんなすうが大好きなゆべし😋
クルミや胡麻が入っているのが一般的なのですが、何か他のナッツを入れても美味しいんじゃないかな、と思い考えていたところ…いつもお菓子をつくっているORIKAGOハウスの所在地が千葉県であることを思い出しました💡
そういえば材料の醤油、千葉県の名産だよな…🤔
千葉県の名産って、落花生もあったよな…?🤔
折角ならこの2つ、組み合わせてみては…?😳
ということで、千葉県愛にあふれたゆべしを作ることにしました🥜
ピーナッツゆべし、というタイトルなのに落花生、と連呼するの、なんなん?と思われる方もいらっしゃることでしょう💡
厳密には同じ食品で、殻から外した中身のみで販売されているものを『ピーナッツ』、植物そのものや殻付きのものを『落花生』と呼ぶんですけど、千葉県民のすうは殻付きをよく目にしていたため『落花生』の呼び名の方が馴染み深いんです…!
動画内でもずっと落花生、と言っておりますが同じものなので…すみません…。
折角なので落花生は殻付きを購入しました💡

これ剥くの楽しいんですよねー!
パコっと真っ二つに割れた時、めちゃくちゃ気持ちいい✨
殻が乾燥しすぎていたりすると粉々に砕けることがあるので(ありませんか…?)、その場合は上手いこと中身だけを取り出します。
中身だけで40gの落花生、結構な数剥きました✊
面倒な方は味のついていないピーナッツを購入されるのがいいと思います。
さて、ゆべしってそもそも何から出来てるの?と思ったすうは、結構な数の記事を漁りました💡
その中で、西日本と東日本、また地域によって同じ『ゆべし』という名前でもその形状や材料だけでなく、全く別物だということがわかりました。びっくり😳
ざっくり言うと、西日本を中心とする柚子の取れる地域では、柚子の中身をくり抜き味噌、山椒、胡桃などを詰めて寝かせた珍味を。
東日本から北の柚子が手に入りにくかった地域では、容易に手に入る胡桃を使用した餅菓子を指すそうです💡
西日本の珍味、全く知らなかったのですが。
ゆべし、は漢字で書くと『柚餅子』となります。
かねてよりなんで『柚』なんだ?と疑問に思っていたのが解明されました✊
今回作りたいのは東日本~の餅菓子の方なので、そちらの材料を引き続き調べていると、どうやら粉と醤油と砂糖と水で構成されているようでした💡
ただこの『粉』が、複数種あるらしいんですね。
・白玉粉
・上新粉
・もち粉
・上新粉+もち粉のミックス
白玉粉しかわからん!!!
それぞれ何で出来てるのかもパッと浮かばなかったので、つぎは粉について調べることに。
その結果、
白玉粉→もち米を洗って水ごと挽いて、沈殿物を乾燥させたもの
上新粉→うるち米(普段食べてるお米ですね!)を洗って、乾燥させてから粉にしたもの
もち粉→もち米を水洗いして粉にしてから乾燥させたもの
ということが判明💡
和菓子の粉って製法によって細分化されてるの、知らなかった😳
どの粉を使ってもゆべしは作れる、ということなのでちょっと悩んだのですが、全く触ったことない粉がいいな、ということでとりあえず②上新粉で作ってみることに!
初めて扱う上新粉に戸惑いながらも作業を進め、完成!
初めてにしてはちゃんとゆべしになって一安心でした🌸

落花生もちゃんと合う~~~!
煎ったピーナッツ、香ばしくて良いのでこれやる際は手間ですけど是非煎ってください!
さて次回の和菓子はなんでしょうか?ヒントはもうすぐ○○○!9月といえばの行事が近いので、欠かせないアレを作ります✊
それでは今回はこの辺で。次回もご覧いただけると嬉しく思います✨
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
すう
料理vlogラジオ『ミントにつられて』
作ったおやつを食べながら、のんびりおしゃべり。
ORIKAGOのメンバーによるネットラジオです🧺