こんにちは!
ケニア滞在中、かご専門店ORIKAGOのゆんです。
初めて現地でフルで1週間過ごしました。
日々の作業をスタッフが行うのを見ながら、課題を見つけ改善策を考え実行する。
仕事に対しては、熟考してから行動することが多かったので
スピード感に頭がいっぱいになりつつ、日々見えてくる課題にあくせくしております。
ただ、思うことは、
もっともっとかごが好きになったし、
愛おしくなったし、
ここにいるみんなと楽しく働きたいし、
仕事を探しているもっと多くの人たちと一緒にものづくりをしたい。
(もちろん、めげそうになる時もあります。笑)
そんな風に思ったのは、ORIKAGOがもっとも大切にしてる“色”。
染色の現場に行き、かご作りをしている農村部の女性たちに会いに行ったことも強く影響しています。
染色は本当に繊細な作業で、試行錯誤して完成させた配合の染料を使い、
少しずつ調整しながら、色を作っていきます。
ちなみにベージュは赤土染め
ケニアの大地を感じられる色です。
実際にかごを作っているところも見せてもらい、
改めて、お店で並んでいるかごたちはこんな遠くから遥々届いているんだなと。
そう思うとひとつ一つが愛おしくてたまりません。
日本で配っているカタログを見せたら、「かっこいい!かっこいい!」と
とっても興味津々にみてくれました。
日本では、鉢カバーやペットベッドで使うのが人気と伝えたら、びっくりしながら笑っていました(笑)
ケニアでは、やはり買い物とかの時に使うのが定番なので、斬新のようです。
ちなみに、こんな車で出かけます。
乗合バスというのかな。
ケニアで走ってる車の大半がTOYOTA
どの国言っても通じるTOYOTA
ほんとに偉大だと改めて。すごいぜTOYOTA
そんなわけで、品質の話をするときにTOYOTAの話も入れるようにしています。
皆さんもイメージあると思いますが、アフリカ品や東南アジアから届いているものってすぐ壊れたり、質があまりよくない印象ありませんか?
それも味!と言ってしまえばそれまでなのですが、日本で販売を続けていく以上、安定した質を保つことは絶対条件です。
そんなわけで、質へのこだわりが強いORIKAGO
かご一つひとつ、色落ちしないか、サイズはあっているか、織り方はキツすぎない・緩すぎないかなどなど10ページ以上にも及ぶ査定表を使ってチェックしていきます。
なんでそんなにクオリティーにこだわるの?と
ケニアのスタッフは思っているかもしれません。
そのときにTOYOTAの話をします。理由は2つ。
一つは、身近にあるもので想像しやすい。
もう一つは、日本が「質」にこだわる理由を伝えやすい。
TOYOTAが日本から来ていると知らない人も多いので、まずそこで日本ってすごいじゃんってなります。
そして、TOYOTAがここまで大きくなって世界中で使われてる理由が「質」がいいからと伝えます。
遠くから来て、何十年も使える車=「質」がいい と理解してくれ、
これが日本の考え方だと、日本人が「質」にこだわる理由も少しは伝わったかなと。
言葉の壁や、コミュニケーションの難しさも感じながら、少しずつ少しずつ…