こんばんは!
花粉症に悩まされケニアが恋しいかご専門店のゆんです。
寒い日が続いており、暖かくならないかなーと思っていたけど、暖かくなるとやってくる、ヤツ。
そう、花粉。
目が取れそうです。
さて、今日はかご作りにおける織り手さんのこだわりポイントをご紹介いたします!
\ 大人気マーブル /
お店に立ってるときによくお伝えするのですが、ORIKAGOのデザインで一番織り手さんの個性がでるデザインです。
というのも、ただただ普通通りに織るとこの波模様は出ないんです。
詳しくは後ほど書くとして、、
マーブルの染色
ORIKAGOのケニア情報を発信しているインスタ(@orikago_kenya)をみていただいたことがある方はご存知かもしれませんが、マーブルは糸を半分だけ染めて色を分けていきます。
余談ですが、この謎の膝を曲げない文化。
私がこの文化に初めて出会ったのはジンバブエでした。
なんで?と聞いたら、ルールだから。と特に理由を教えてもらえませんでした(笑)
まさかケニアでも出会うとは。
もちろん中には膝を曲げて座りながら作業する方もいます。
きっと女性は膝を曲げるのはマナー違反。みたいな風習が昔あったのかなあ。
というのが今のところの推測です。
理由を知っている方ぜひ教えてください。
すぐ話が脱線する、失礼しました。
こんな感じで、膝を曲げずに半分づつ染めたサイザル(素材の名前です)を織っていきます。
こだわりポイント!
はい、ここでこだわりポイント!
先ほど書いた通り、いくら半分づつ染めたとはいえ、普通に織ると波模様は出ずこんなドットのようなまだら模様になってしまいます。
ORIKAGOのマーブルはまだらでなく、波模様!
織るときに全体感のバランスを見ながら、表に出す色を変えていくんです。
まさに職人技。
そこで、波模様を出すのにどんなことに気をつけてるの?と聞くとまさかの染色から気をつけていることがあるとのこと!
素材を染める前に、染まる量が均一でなく波模様が出やすいようにして準備して他のデザインの時と染め方を変えてるとのこと。(詳細は内緒ネ)
そんなこだわりがあったのか!と感心してしまいました。
もちろん結局は織り方で変わってくるのですが、こんな工夫をしていることを知らなかったので
びっくりと同時に品質を上げるために彼女たちも工夫してくれているのだと嬉しくなりました。
もともとこのかご作りはケニアに根付いてる文化です。
そのため、私たちがかご作りの面で教えられることは少なく、彼女たちからの情報をもとに改善策を提案していきます。
「アフリカの品質」から「日本の品質」になるように一緒に考えていきます。
だからこそ、私はお店にたったときにも皆様に「ケニアの女性たちと一緒にものづくりしている」と表現しています。
一方通行、片思いは辛いです。
以前のブログにも書きましたが、お金のことなど揉めることもあります。
文句を言われることだってあります。
ぶつかることもありますが、こうやって彼女たちの前向きな部分を見るともっともっと一緒に、両想いで前に進みたいと強く思うのです。
さあ、これでもっとかごが愛おしく見えてきますね!笑
ぜひお手元にかごをお持ちの方はじっくり見てみてください。
複数お持ちの方は比べてみてください。
織り手さんの個性が見つかると思います、そしてもっとかごが好きになっちゃいますよ♪