【かご屋のこぼれ話】#71 サイザルかごのお手入れ方法、あれこれ

サイザルかごのお手入れ方法、あれこれ かご屋のこぼれ話

こんばんは!
かご屋で働くかこです。

 

かごバッグシーズンだった夏が終わった後の今現在も、あちこちに出店させていただく機会をもらえていて、とても有り難く思っております!

オフシーズン的なはずが、案外慌ただしい日々を過ごさせていただいてます(^-^ゞ

 

なので、毎日が本当に早すぎて…
今年の記憶があまりないです。

もうすぐ年末だというのに…💦
はぁ、、2022年もいよいよ最終戦ですね(^^;

 

今年は、今までに行ったことのない街や場所での出店が多く、たくさんのお客さまと出会うことができました✨

「なんの素材でてきてるの?」
「サイザルって、なに?」
「汚れたらどうするの?」
「ゴワゴワして、洋服に擦れない?」

などなど。

そこで💡
よく聞かれるお手入れ方法をあらためてご紹介したいと思います。

小さなホウキでサッサッ♪

ホウキでお手入れ

ホウキでお手入れ

軽い汚れやホコリは、小さなホウキやハケなどでサッとはらうと、結構きれいになります!

サイザルかごの織り目は、ギュッと密なので、ホウキの毛先をかごの隙間に沿わせながら、ササッときれいに✨
“かごの歯磨き気分”で、きれいにしてみましょう~
(いがいと、楽しいですよ!)

逆さまにして、トントン

わたしはよく、天気のよい日に、かごを逆さまにしてトントンしています♪
これでも、結構きれいになります。

トントン♪タンタン♪

かごを叩いて、風通しをよくしてあげましょう~
叩いても壊れないから安心😌
子供たちに、かごもきれいにしてあげようね!と、一緒に楽しくお掃除するのもおすすめです💮

薄めた中性洗剤を布にとり、ポンポン

ひどい汚れがついたときは、水で布を少し濡らし、中性洗剤(洗濯洗剤など)を染み込ませて軽く叩くように拭いていきます!
優しく“ポンポン”と♪

ハンドクリームで、ナデナデ

ハンドクリームでなめらかに

サイザルは使うほどに馴染んでなめらかな触り心地になる素材ですが、表面のゴワつきが気になる場合は、ハンドクリームなど油分のあるものを使うのがおすすめです!
手にとって表面に塗り続けていくと、徐々に、より早くなめらかな触り心地に変化していきますよ。

「ゴワゴワしていてちょっと痛いかも…」
「洋服に擦れてしまうのがとても心配…」

そんなときの裏技的な方法として💡
手につけすぎたハンドクリームをかご(かごバッグ)の表面に、スリスリ&ナデナデ。
ぜひ、なじませてみてください✋

高価なものでなく、薬局などで市販で販売されているものでオッケーです。

一気にたくさんというより、日々少しずつがポイント。
焦らずゆっくり♪
かわいく育てていくイメージです(^^)
徐々に風合いが変わっていき、愛着もでてきます💓

シアバターや馬油でも◎

ちなみにお店には、なめらかに育ったサンプルバッグもあります!

⬇️わたしが育てたサンプルバッグ♪
皆さんに見てもらえて嬉しそう!?

ハンドクリームでなめらかに

ときどき、モミモミ

揉むとより馴染むサイザルバッグ

できるだけたくさん使ってあげる&たくさん触れてあげることで、かごバッグの表情はどんどん変わってきます✨

わたしはときどき、あえてモミモミしています。
肩をモミモミする気分(^-^)
すこしなめらかになったサイザルは、ほぐれてリラックスしてるかのようにも思えてきます★

ハサミで、チョキチョキ✂️

ハサミで毛羽取り

かごの表面の毛羽立ちが気になる場合は、ハサミで毛先をカットするときれいに整えることができます。
ヘアカット気分で、チョキチョキ。
カットする際は、目に近づけすぎないようご注意を。
カットしたサイザルの糸が、飛んできて目に入らないようにですね(^-^ゞ

気になる毛羽立ちがとれ、散髪後のスッキリ気分が味わえるかも!?ですよ(^ー^)

濡れてしまったら…

水に濡れてしまったときは、必ず陰干しをして乾かしてあげます!
しっかりと乾かすことで、カビや色落ちを防ぎやすくなります。
*天日干しなど、長時間直射日光に当たると変色してしまう可能性がありますのでご注意を。
干す際は、陰干しですね!

カビ対策は?

濡れた状態や、汚れやホコリが溜まった状態で湿気の多い場所に置いたままにしてしまうと、カビが発生する原因になりかねません(;o;)
日本はケニアと違い、湿気の高い国ですからね🇯🇵

ハケやホウキを使って定期的に汚れやホコリをはらうこと。
そして、濡れてしまった場合にはしっかりと陰干しをすることで、カビを防ぐことができます。

変色を防ぐ方法

自然素材のため、直射日光に長時間当たると日焼けにより、変色してしまう可能性があります😵
色褪せが気になる場合や、一定期間使用せずに保管する場合には、直射日光の当たらない通気性の良い場所に置くのがおすすめです!

ちなみに、お客さまから特によく聞かれるのが…
「洗濯できますか?」
とのご質問です。
コロナがはじまってから、特に増えてきたように感じています。

サイザルかごは、自然素材なので、洗濯機洗いは避けてもらったほうがよいです。

実はわたくし…
実験的に洗濯機で、普通に洗ってみたことがあります(^-^)

洗ったかご🧺が、こちらです⬇️

洗ったかご

柔らかくなり、ふにゃっと自立性が弱いかごになりました🧺
ただ、モノは変わらずに入られるので、わたしはそのまま収納かごとして使用しています!
オレンジのカラーがやや落ち、ナチュラルなオフホワイトがすこしだけあめ色に色づきました。

色落ちしにくい染料を選んではいますが、丸洗いはやはり避けた方がよいですね( ^-^)ノ

丈夫で長持ちするサイザルかご🧺
とはいえ、お手入れも大事にしたいところです!

それほど手のかからないお手入れなので、
こんなふうになら、楽しくできそうではないですか(^〇^)

 

かこ

この記事を書いたメンバーかこ

好きな色
白、グリーン、オレンジ
趣味
アロマ、散歩、読書、カフェでぼんやり
大切にしていること
一期一会