【かご屋のこぼれ話】#11 母と娘の、思い出の品

こんばんは。
かご屋で働くごぅです✨

先日、ゆっくりと店内に入っていらしたお客様。

入り口付近で立ち止まってかごコーナーをご覧になっていた🧺

「どのかごも折り曲げて高さ調節できるんですよ。」

とお話しているうちに、

「大きなかごは便利よね？」

とおっしゃった💡

高さが変えられるので自由度は高いですよね✨
バスタオルも何枚も入るし、洗濯した衣料もハンガーやスリッパ入れにもなりますよー、と大まかな使い道を説明。

なんといってもLサイズはMサイズと500円しか違わないのでお得感がある✨

それに丈夫なので、10年以上お使いいただけますよ、と言ったら

「そう、長く使えるの」

と、ご納得の様子。
やっぱり丈夫なのって大切ですよね✊

そうして、綺麗な赤のLサイズのカゴをお選びになりました🌸

「実はこれ、娘への誕生日プレゼントなの。」

とのこと。

誕生日プレゼントのやり取りなんて、私が親としたのは子供の時くらい！
仲が良いんですねー☺️。
というと、毎年お互いにプレゼントしているのだそう✨

喜んでくれると良いなーと思いながらリボンを付けていると、今年は形に残る大きな物をお探しだったそう💡

「娘より親の方が先に死ぬんだから、私が居なくなった後もこれを見たら私を思い出すでしょう？だから形が残るものが良いのよ。」

…切なすぎます。

きっと毎日思い出されますよ。
何も形に残っていなくても、思い出します。
だって親だもの。

このカゴが親子の思い出を繋ぐ存在になってくれたら本当に嬉しい。

織りかご達はインテリアになるだけじゃなく、
実用品として、細かい物（文具類、眼鏡、薬、爪切りなど）や、大きい物（ブランケット、衣類、ぬいぐるみ）を入れる色んなサイズや色がプレゼントする相手の生活環境に合わせて選べるのが良い所。

使う度に、これ、あの子から貰ったんだよねーと思い出してくれるだろうし☺️

私も、子供がお友達から貰ったハンカチを洗濯して干す時に、これ○○ちゃんから貰ったんだよね、と思い出します。

プレゼントって、人と人、思い出と思い出を繋ぐんだなーと思いました😊🌸