【ものづくり日記】#18 品質向上で向上心も向上?

品質向上で向上心も向上? ものづくり日記

こんばんは!
ケニアでものづくりをしているかご専門店のゆんです。

このブログも12月に開始し、早くも5ヶ月が経ってまいりました。

3日坊主の私が(休みつつも、、(笑))続けていられることに自分でも驚いていおります。

 

しかもね、
最近、店舗に立っていると「ブログ読んでるわよ」と言っていただけることがあって、、!

ケニアのやつ、私なんです。とお伝えすると
「おかえりなさい!」
「いつも読んでるよ!」
「応援してる!」
と言っていただいて、涙がでるほど喜んでおります。

こんな拙い文章、赤裸々でまとまらない文章ですが、
楽しく読んでいただけていると思うと書きがいがあります。
本当にいつもありがとうございます、、

 

さて、今日はこれからの季節にぴったりのサイザルバッグのお話をしていきます♪

最近好きになってきたピンク。意外と大人っぽきなるのが魅力的

最近好きになってきたピンク。
意外と大人っぽきなるのが魅力的

シルエットの可愛いサイザルバッグ 。
このコロっとしたサイズ感が、コーディネート のアクセントにぴったりなんです。

 

黒によー映える!

黒によー映える!

見た目は小さいですが、Sサイズでも500mlのペットボトルが入る大きさ。
私はMサイズにPCをいれて持ち歩いています!
(13インチですがケースなしだと入りやすいです!)

 

実はこのバッグは、収納かごのSサイズ、Mサイズにハンドルをつけたものなんです。

もちろんこれも現地の女性たちがハンドルをつくり、最後にかごにつけていきます。

 

そしてこのハンドルの査定、自分でいうのもなんですが厳しいんです。
ハンドル作るの大変なんです。

というのも、しっかりと強く編み上げないと緩くて、使っているうちにハンドルがだめになってしまいます。
一つひとつ根本、持ち手をしっかりひっぱりながら検品していきます。

しっかりチェック!

しっかりチェック!

 

しかも、左右対称にまっすぐつけるのも、難しい。

いや、これに関しては技術というより意識の問題。
みなさんもイメージあると思いますが、民芸品ってなんか不格好だったり、
壊れやすかったりしますよね。

現地では「品質」が問われない。
重視されないので、作り手もそこまで意識が回らないのです。

根元もしっかり!

根元もしっかり!

緩いと隙間があきます

緩いと隙間があきます

 

しかし、日本で販売する以上、品質が1番のポイント。

せっかく買っていただくのだから
「ハンドメイド品だからこんなものよね」
でなく
「ハンドメイドだからこそ丁寧で綺麗な作りね」
そんな風に手にとってもらいたい。
そんな想いをもって取り組んでおります。

 

「どうしてハンドルをまっすぐつけることが大切なのか」

日本ではあたりまえのことですが、
そこから伝えていかなければいけません。
使えればOKの環境で育っているのだから「品質」の大切さを重視していないのは、当然だよな。
なんて思いながら、どうやったら伝わるかを模索する日々です。

綺麗についてる持ち手。これを目指して欲しい!

綺麗についてる持ち手
これを目指して欲しい!

 

なので、以前の記事でも書いたとおり、
彼女たちなりに綺麗な色がでるように染色の際に工夫をしたり、
自主的に「品質向上」にむけて動いてくれてるを感じると本当に嬉しくなります。

ある作り手さんに、
「今までは「品質」についていってくれる人はいなかった。
だから、いまどうやったら綺麗に織れるか、教えてくれる人がいて嬉しい」
と言われました。

彼女たちにとっても、上手になることは仕事のやりがいにつながっているんだと感じた瞬間でした。
「品質」「品質」ばっかりうるさい日本人だなーと思われていると思ってたので、正直びっくりしました(笑)

もちろん、うるさいって思ってる人もいるでしょうが、、(笑)
そんな人にも、もっと楽しく品質をあげたくなるような「仕組み」はないかなーと考える日々。

会話しながらも素早く編んでくママたち

会話しながらも素早く編んでくママたち

 

「仕組化」
新卒で入社した会社でも日々言われ、社会人になってから一番意識しているところかもです。
(きっと、これだけでどこの会社か分かる人はわかるはず。笑)

うまく循環すること、形骸化するもの。
仕組みをつくってもその先の使い方で、またかわってくるよなー
なんておもっています。
最後、話がそれまくりました。

 

さて、今年は短期出店(1-2週間)が続きます!
いろいろな場所に行くので、みなさまに直接お会いできるのが楽しみです!
さあ、今週も元気にまいりましょー!